Y-GSC主催【9/10(月)】福尾匠×石岡良治×三浦哲哉×平倉圭『シネマ』トークイベント
Y-GSC博士後期課程に在学中の福尾匠さんの単著、『眼がスクリーンになるとき:ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』がフィルムアート社より7月26日に発売されました。
そして、2017年3月にはY-GSC平倉圭の共著『オーバー・ザ・シネマ 映画「超」討議』が刊行されました。

今回は、この2冊の刊行を記念し、トークイベントを開催いたします。
ゲストには『オーバー・ザ・シネマ 映画「超」討議』の編著者である、石岡良治さんと三浦哲哉さんをお迎えいたします。
ドゥルーズ『シネマ』を接点に、2冊の書籍を横断する刺激的なクロストークとなるでしょう。

学内&学外からの参加を心よりお待ちしております。
※本イベントのご予約は既に定員に達し締め切りとさせていただきました。なお、本イベントの様子はフィルムアート社ウェブサイトで公開予定です。


---

福尾匠×石岡良治×三浦哲哉×平倉圭
『眼がスクリーンになるとき ゼロから読むドゥルーズ『シネマ』』+『オーバー・ザ・シネマ 映画「超」討議』(フィルムアート社)刊行記念イベント



◆日時:2018年9月10日(月)19:00開始
◆参加費:無料
◆会場:横浜国立大学 Y-GSCスタジオ
◆定員:30名程度(予約制)

◆お申込み方法:要予約/先着順(定員になり次第締め切り)
ygsc-studio@ynu.ac.jp
上記アドレスへ申し込み。件名「シネマ」、本文に「名前」・「連絡先」をご記入ください。
※学外からのご参加も大歓迎です
※ご予約は既に定員に達しました。本イベントはフィルムアート社ウェブサイトで公開予定です。

◆主催:横浜国立大学都市イノベーション研究院Y-GSCスタジオ
◆共催:株式会社フィルムアート社

◆注意事項:
本イベントの様子は録音・撮影させていただきます。フィルムアート社のウェブサイトにてイベントの内容を公開させていただく予定です。

◆登壇者プロフィール:
福尾匠(ふくお・たくみ)
1992年生まれ。横浜国立大学博士後期課程、日本学術振興会特別研究員(DC1)。現代フランス哲学、芸術学、映像論。論文に「映像を歩かせる——佐々木友輔『土瀝青 asphalt』および「揺動メディア論」論」(『アーギュメンツ#2』、2017年)など。翻訳にアンヌ・ソヴァニャルグ「リゾームと線」(小倉拓也との共訳、『ドゥルーズ——没後20年新たなる転回』河出書房新社、2015年)。

石岡良治(いしおか・よしはる)
1972年生まれ。批評家、表象文化論、芸術理論、視覚文化、ポピュラー文化研究。早稲田大学准教授。著書に『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社、2014年)、『「超」批評 視覚文化×マンガ』(青土社、2015年)、共著に『マンガ視覚文化論──見る、聞く、語る』(論考「反復の悪夢──漫☆画太郎と出来事の連鎖」、水声社、2017年)、他多数。

三浦哲哉(みうら・てつや)
1976年生まれ。青山学院大学准教授。映画批評・研究、表象文化論。著書に『『ハッピーアワー』論』(羽鳥書店、2018年)、『映画とは何か──フランス映画思想史』(筑摩選書、2014年)、『サスペンス映画史』(みすず書房、2012年)。共著に『ひきずる映画──ポスト・カタストロフ時代の想像力』(フィルムアート社、2011年)。訳書に『ジム・ジャームッシュ・インタビューズ──映画監督ジム・ジャームッシュの歴史』(東邦出版、2006年)。月刊『みすず』誌上で「食べたくなる本」連載中。

平倉圭(ひらくら・けい)
1977年生まれ。芸術学。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院Y-GSC准教授。芸術制作における物体化された思考の働きを研究している。最近はダンス研究を少しずつ。作品制作も時々。著書に『ゴダール的方法』(インスクリプト、2010年、第二回表象文化論学会賞受賞)、『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』(共著、森話社、2016年)ほか。作品に《ピカソ他を分解する(部分的に遮蔽された)》(レクチャー・パフォーマンス、2015年)ほか。
■2018年度Y-GSC活動報告①
Y-GSCスタジオ2018年度上半期の活動報告です!
先週に春学期の集大成となる講評会を終え、今週から夏休みモードの横国は人気もまばらで静かになってきました。

Y-GSCの学生はスタジオで各々の研究を進めたり、夏の休暇を利用して研究のためのリサーチに出かけたり様々にこの時期を満喫しているよう。今年の夏は酷暑ということで、頑張りすぎて熱中症を起こさないようにしてほしいなーと思いますが、まとまって利用できる時間を大事に過ごしてほしいです、老婆心。みなさま台風にも気をつけてください…


◆春学期講評会
さて、上に書いた「講評会」とは、半期に一度全教員が全学生の研究進捗発表を聞き講評する機会です。Y-GSCではこの講評会のほかに、授業期間中の毎木曜に学生が研究発表を行い複数の教員がコメント・議論する「特別演習」という授業も開催しています(秋学期の授業見学も随時受け付けます!)。
講評会の様子はこんなかんじです。春学期はM2が発表、M1がパネル講評をやってます。





またY-GSCスタジオには「スタジオ」という授業があり、論文コース・ポートフォリオコース共に、実践型の授業を受けることができます。2018年度からはY-GSC全教員がスタジオを開講し、今期は主に学部生と協働して実践的な講座、ワークショップを実施しました。以下に一部のスタジオ内容を紹介します!


◆平倉スタジオ(映像芸術スタジオ)
「続・洞窟をたてる」@哲学の夕べ2018、アンスティチュ・フランセ東京

昨年度の秋学期授業〜IUI展でワークショップ、パフォーマンス制作までを行った劇作家・演出家の篠田千明さんによる「洞窟をたてる」の続編をアンスティチュ・フランセ東京で上演しました。篠田さんは2018年7月-9月にタイ・バンコクで「Bangkok Biennial(BB)」に現在参加していて、「超常現象館(Supernatural pavilion)」として3つの作品を発表されるそう。




「濱口竜介連続講座『テキストとからだの間』」@横浜国立大学
また、『寝ても覚めても』が9/1公開、『ハッピーアワー』の濱口竜介さんをお招きした実践的な講座も開講しました。こちらは外部からの聴講も受け付け、各受講生が取り上げた映画を実践的に分析するなど活気の溢れる講座となりました。加えて、ユリイカ2018年9月号の濱口さんの特集では濱口竜介+平倉圭+砂連尾理の鼎談も収録されるようです。




◆彦江スタジオ(文芸メディア創作スタジオ)
「バーバリアン・ブックス雑誌制作ワークショップ:次はなに?」@福島県西会津上野尻バーバリアン・ブックス

昨年度末にY-GSCで講義・ワークショップをしてくれた西会津在住のグラフィックデザインユニットITWISTが運営するバーバリアン・ブックスで2泊3日の集中ワークショップを行いました。横浜から福島へ、地域の方々にも大変お世話になり、西会津・上野尻での新しいコミュニティのあり方も肌で感じつつ、みんなで一冊の雑誌を制作することを通して自分たちの新たな可能性に気がつく機会になったと思います。今後もバーバリアン・ブックスやゲストハウスひとときでワークショップを開催していくそうなので是非足を運んでみてほしいです!




◆須川スタジオ(文芸メディア創作スタジオ)
「横浜クエスト」@横浜国立大学

須川スタジオでは横国のキャラクターをつくりだし、それを使用してクエスト形式でキャンパスを異化するプロジェクトを実施しました。横国をまた違った視点から探索し、複数のゲームが重なってゴールに向かうリアルRPG。キャラクターデザインから物語の演出まで設計され、面白いイベントになりました!




◆榑沼スタジオ(現代アートスタジオ)
「宇宙からの展」@オープンキャンパス、横浜国立大学

こちらは院生の参加はありませんでしたが、榑沼スタジオでは横浜国立大学オープンキャンパス2日間で宇宙をテーマとした展覧会を開催しました。ラヴクラフト『宇宙からの色』(1927)を起点に、「挨拶」「音」「脱出」「彩」「部屋」をキーワードとした展示。Y-GSCスタジオもちょこっとだけお手伝いしました。




◆室井スタジオ(現代アートスタジオ)
「アートプロジェクトのつくり方:アーティストに聞いてみよう!」@横浜都市文化ラボ

AKI INOMATAさん、宇佐美雅浩さん、南川憲二さん・荒神明香さん(「目」)、片山真理さんといったアーティスト4組をお呼びしてトークイベントを開催。第一線で活躍するアーティストの方々から、プロジェクト型のアート作品を制作する上での制作過程から表にはでてこない制作秘話などをお聞きしました。彼らとの交流を通し、学んだことをもとに秋学期からは実際に学生がアートプロジェクトをつくります!


ほか、中川スタジオ(音響空間スタジオ)では文章作成の訓練を行うスタジオ、清田スタジオ(文芸メディア創作スタジオ)では精神分析的観点から現代文化(サブカル、ネット/SNS、メンヘル、世代論、ジェンダー/セクシュアリティなど)を批評するスタジオ、カルパントラスタジオ(映像芸術スタジオ)では映画制作など、幅広いアプローチでスタジオを運営しています!

ほかにも建築系との合同授業「都市と芸術」というプロジェクト型の授業なども行っています。


◆2017年度IUI展
また、2017年度のIUI展の様子も以下に少しだけ紹介します。
IUI展はY-GSCスタジオ(建築都市文化専攻、建築都市文化コース(論文コース)/横浜都市文化コース(ポートフォリオコース)を含む都市イノベーション学府修士生を中心とした修了制作等を発表する場です。
昨年度はBankART studio NYKで開催。
Y-GSCからは演劇パフォーマンス上演、写真展示、映画上映、電子音楽ライブ、論文コースの成果展示に加え、他分野学生と共に領域横断論文発表などを行いました。





以上、2018年度上半期のY-GSCスタジオ活動報告でした。
秋には入試説明会の開催や、授業の見学なども受け付けていますので興味がある方はお気軽にご連絡ください。